COMIC HAND JOB 特別インタビュー(風Q&A) その5






アナルファック豊松(以下AF)「やあ、質問に移る前にこのためにならないインタビューを

わざわざ読んでくれているファンのキッズ達に何か言う事はあるかい?」


COMIC HAND JOB(以下CHJ)「そうだね。ウンコしたあとはキッチリケツを拭くのを

忘れるなって事だね。」



AF「どうしてだい?」


CHJ「ケツがかぶれるからだよ。俺のオヤジはウンコしたあとうちにウォッシュレットが

無いもんだから、わざわざシャワーでケツを洗い流すんだよ。まったくクレイジーだね。」



AF「そいつは最高だね。」


CHJ「ああ、まったくだよ。だからウンコの後はしっかりケツを拭く事をオススメするよ。

でなきゃその後のビールも楽しめないだろ?人生を楽しむには必要な事さ。」



AF「ありがとう。」


CHJ「気にするな。」


AF「ファンの気持ちを代弁しただけさ。大便の話だけにね。HAHAHAHAHAHA!」


CHJ「・・・おいおいどうしたんだい?今日は今ひとつユーモアに欠けるじゃないか。

そんなジョークは誰だって思いつくよ。うちで飼ってるマイケルにもね。」



AF「君は犬を飼っているのかい?バター犬なのかい?」


CHJ「いいや。嘘さ。」


AF「何だ、驚かさないでくれ。」


CHJ「気にするな。それじゃ質問といこうか。」


AF「ああ、それじゃさっそくだけど、君は以前映画や音楽に影響を受けているって話を

してくれたよね。でも君がプレイしているのはロックンロールやムービーじゃない。

コミックさ。君が影響を受けたコミックについて聞きたいね。」


CHJ「ああ、期待に応えられなくてすまないが、漫画には実はあまり影響を

受けていないんだ。」



AF「ホワイ?本当なのかい!?そいつは驚きだね。じゃあ君は漫画をクリエイトしているのに

漫画は読まないっていうのかい?まるでホモがノーマルなAVの監督をしているようなものだね。」


CHJ「読まないってわけじゃないよ。影響は薄いってだけさ。強いて挙げるとするならば

“北斗の拳”、“ジョジョの奇妙な冒険”、“賭博黙示録カイジ”、“ゴルゴ13”、そして

アメリカンコミックの最高傑作“ウォッチメン”さ。」



AF「どれもシリアスな漫画ばかりじゃないか。君はギャグ畑のコンポーザーだろ?」


CHJ「絵柄や演出、アレンジみたいな基礎的な部分、そして独創性を教わったのがこれらの

作品さ。ギャグに関しては昔の、80年代頃の児童漫画とか、深夜の低俗な低予算バラエティー番組、

それと下品なコメディー映画の影響が強いんだ。基礎は勿論漫画から学んだけど、それ以降は

漫画以外、何度も言うように映画や音楽、サブカルチャーとかにインスパイアされたのさ。」



AF「なるほど。」


CHJ「それに俺の持論でこんなのがあるんだ。『何かで身を立てようと思ったら同じジャンルから

影響を受けても意味が無い、違うジャンルから吸収しろ』ってね。俺は漫画を描く人間だからこそ

漫画以外のジャンルから学ぶってわけさ。漫画を描くために漫画の影響しか受けていなかったら

手詰まりだよ。発展させる事は出来ないね。」



AF「熱い話だね。もっと聞かせてくれ。」


CHJ「OK相棒、インタビューの前に耳鼻科に行くべきだったね。まぁそれは置いといて、

もし俺がバンドマンだったら堂々と漫画に影響を受けてるよ。だけど音楽・・・例えばロックなら

他のロックバンドよりもジャズやクラシック、あるいはテクノやトランス、ヒップホップやレゲエとかから

学んだほうがクールだって事さ。プログレッシヴロックやミクスチャーはそうやって生まれてきた

ジャンルだからね。プラスアルファを求めるならば他ジャンルに目を向ける事だよ。ギターキッズなら

ギタリストのコピーばかりじゃなくヴォーカルメロディーやヴァイオリン、サックスとか、他の楽器の

リードプレイを研究するのがいいね。」



AF「いい話だよ。こんなしょうもないインタビューなのにまるでヤングギターみたいだ。」


CHJ「ギターキッズも必見のインタビューかい?タブ譜も載せたほうがよさそうだね。

ゾウさんマークとか、ライオンさんマークをつけなきゃね。」



AF「君の描く漫画はある意味ライオンさんマークだよ。」


CHJ「・・・何だって!?それじゃまるで俺の漫画が難解みたいじゃないか。

何回読んでも難解っていうのも悪くは無いけどね。HAHAHAHAHAHA!」



AF「・・・さっき俺のジョークを君はディスったよね。だけど君にその資格が無いって事は

今のやりとりで十分に理解できたよ。アナルに何かを入れるとビクビクするって事と

同じくらいにね。君のユーモアセンスもロートルだよ。」


CHJ「何だと!俺のベストなライムがクソだっていうのかい!?何てこった!

お前は本当に無能なマザーファッカーだな!そうだ、こうしよう。今から俺の

ムスコをくわえて満足させるんだな!」



AF「相撲部屋やプロレス道場のかわいがりのつもりかい!?かわいがりは立派な犯罪さ。

君は刑務所で臭いメシを何年も食うことになるぜ!牢名主のご機嫌取りにケツの穴に

タバコやアメ玉を隠して持ち込むんだな!一体君のケツの穴に何個キャンディーが入るか

楽しみでならないよ、キャンディー・アス!」


CHJ「残念だったな、ケツの穴はカンカン踊りやガラス棒ですぐにバレちまうのさ!」


AF「君のアナルをかき回さなきゃならないなんて、看守も気の毒だね!」


CHJ「好きでやってるホモ野郎をカウントしていないぜ!ホモの人権侵害だ!」


AF「・・・・・・・・・。」


CHJ「・・・・・・・・・。」



(約26分経過)



AF「まず言わせてくれ、すまなかった。」


CHJ「ああ、いいんだ、俺も熱くなりすぎたよ。ケツにアメ玉隠すのは昭和のテクニックだね。」


AF「平成のご時世じゃ通用しないね。」


CHJ「ああ、まったくだ。」


AF「・・・・・・・・・。」


CHJ「・・・・・・・・・。」


AF「ところで何の話をしていたんだっけ?」


CHJ「何にインスパイアされたかって話だよ。ローティーンのキッズでも判る話さ。」


AF「そうか。」


CHJ「そうだ。」


AF「・・・・・・・・・。」


CHJ「他に俺に影響を与えたモノの話をするけど、前に80年代のバブリーで浮かれていた

ハッピーな頃のアメリカの話はしたよね。」



AF「ああ。君がMTV世代だって話だろう。覚えているさ。何とかね。」


CHJ「そうさ。俺は若くしてMTV世代なのさ。だけどそれだけじゃないのさ。日本の70年代、

昭和の時代だって実にパンチが効いてて、クールだったよ。」



AF「意外だね。アメリカナイズドされまくりの君が昭和の日本を語るのかい?」


CHJ「そうさ。決してクールというわけではなく、アンクールなグルーヴがあったけど、

今の骨抜きにされたジャパニーズカルチャーにはない独特の殺気のようなムードがあって

ああいうフィーリングには影響されたというか、ああいうノリを出したいと思うね。」



AF「そう言えば君の漫画には所々でそういった古臭い、オールドな貸本漫画的な

要素があるような気がするけど、そういう事だったんだね。」


CHJ「その通りだよソウルメイト、あの頃はありとあらゆるモノが黎明期でね。

漫画にしろ、プロレスにしろ音楽にしろ、手探りであるが故の凄みというものが

いろいろなモノからプンプンと放たれていてね。実にパワフルさ。」



AF「バックドロップがまだ岩石落としと呼ばれていた時代だね。」


CHJ「そうさ。今現在だって病んだ狂気に満ちているけど、

あの頃の狂気はまた別物だよ。」



AF「ケツにアメ玉隠すなんて、狂気以外の何者でも無いよ。他人のクソ付きの

アメちゃんをペロペロ出来るほどにハングリーって事だね。」


CHJ「俺はCHJ、“ジャッカス”カマすぜ!」


AF「・・・君はいきなり何を言い出すんだい!?」


CHJ「いや、自分でもよく判らないんだ。」


AF「そうか。」


CHJ「そうだ。」


AF「・・・・・・・・・。」


CHJ「・・・・・・・・・。」










次回に続く





※アナルファック豊松・・・ヤクザ、ギャング、アウトローご用達の実話系雑誌“噂話ファックルズ”、
“劇的マッチョディックス”等にコラムを掲載する他世界中を旅するフリージャーナリスト。へヴィ・メタル、
格闘技、B級映画等に深い造詣を持ちCOMIC HAND JOBとは保育園時代からの腐れ縁にして盟友、ソウルメイト。




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ちなみにこのインタビューは架空のでっちあげなので本気にしないように。


背景素材等 フリー素材[*Piece***]