セルフライナーノーツ チン拳2
フォッフォッ読者諸君・・・オナニーしとるかね?COMIC HAND JOBじゃよ。
そんなわけで前作のライナーノーツで記した通り、まさかの「チン拳」続編じゃ・・・!
何!?映画の続編は必ずコケるからやめろじゃと・・・!?
知るかボケ!好きに描かせんかい!
そんなわけで今回も香港B級カンフー映画を始めB級アクション映画、
B級マーシャルアーツ映画のパロディーを山ほど盛り込んでおってのう・・・!
しかも今回は古い映画のみならず比較的新しい、最近のB級アクション映画も
パロディーとして使わせて貰っておる!
今回も元ネタ探しを楽しんでくれい・・・!フォッフォッフォッ・・・!
今回のオチはいかにも続編が出来そうな終わり方しとるがのう・・・
もし「チン拳3」があるならラジニカーントの“ロボット”は是非とも
パロディーにしたい所じゃて・・・。フォッフォッフォッ・・・!
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映画拝借ネタ解説
冒頭での早速のチン拳狩りによるアクションは「キック・アス」でヒットガールが
ギャングのアジトを襲撃し廊下で派手にガンアクションを披露するシーンをほぼ忠実に再現。
さらにこの時のチン拳狩りのシルエットは映画版「ウォッチメン」冒頭でコメディアン(エドワード・ブレイク)を
襲撃するオジマンディアス(エイドリアン・ヴェイト)をイメージ。
村を襲う役人どもが斧を片手に踊るのは「カンフー・ハッスル」のパロディー。
チソニックの外見のモデルはジェット・リーが演じた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの
主人公である実在した武術家の黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)。
チソニックが最初に見せる役人への蹴り3連発や回転蹴りはトニー・ジャーの「マッハ!!!!!!!!」から。
街灯を飛び蹴りで割り敵を脅すのもトニー・ジャーの「トム・ヤム・クン!」から。
ンミニックが赤と緑のチンコ型グミを相手に選ばせるのは「マトリックス」のパロディー映画
「アホリックス」のパロディー。
スケアリーキッズ・スケアリングキッズはブルース・リー映画「死亡遊戯」の最後の敵
カリーム・アブドゥール・ジャバールがモデル。
ギロチン拳は見ての通り「片腕カンフー対空とぶギロチン」のオマージュ。
竹棍チン拳はジェット・リー映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」から。
青龍刀を持った敵のモデルはこれまたジェット・リー映画「少林寺2」から。
瓢箪を切断するのもこの映画のワンシーンのオマージュ。
またチソニックがこの敵を倒す一連の動きは全て上記の
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」のパロディー。ちなみに最後の
無影チンは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアンモンキー」から。
定食屋 トットマンにチソニックが乗り込み暴れるシーンはトニー・ジャーの「トム・ヤム・クン!」の
映画史に残る伝説の長回しアクションシーンをほぼ忠実に再現。
定食屋 トットマンの最上階に待ち受ける挙動不審のジャージ男は
「チョコレート・ファイター」に出てきた敵のパロディー。
警察署長シャーウッドのモデルは「マッハ!!!!!!!!」の敵のボス。ちなみに発声器具が
バイブなのは「ゾンビ処刑人」のパロディー。
チソニックが刑務所内の試合場で10人の敵と闘うシーンはドニー・イェン主演の名作
「イップ・マン 序章」でイップ・マンが日本人空手家10人と闘うシーンをほぼ忠実に再現。
闘う前地面にTENGAを置くのも元ネタは芋を置くシーンから。
暗闇の中でチン拳狩りが次々と警官を殺していくシーンは「キック・アス」で
ヒットガールが暗闇の中キック・アスとビッグダディを助ける為闘うシーンのパロディー。
その後逃げたチソニックがチン拳狩りに負けるシーンも「キック・アス」で
ヒット・ガールが最初にチンピラを皆殺しにするシーンでバタフライナイフを投げつけ
そのまま前蹴りで敵を仕留めるシーンのパロディー。
回想シーンでのチン拳寺の修行の元ネタは「少林寺」から。
布棍チン拳の元ネタは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」。
段差の上でチンを前後に振り攻撃するのもこの映画でドニー・イェン演じる提督との
闘いから拝借。正式にはシリーズ2作目「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」。
ギャングと警官隊の闘いに出てくる敵で片腕の黒道着男と空気で膨らむ修行僧は
「片腕ドラゴン」、女子の制服を着て鎖鉄球を持った女装男とトラックスーツ着て
日本刀持ったオバハンは「カンフー麻雀」、カンフーを使う牛は「クン・パオ!燃えよ鉄拳」から。
仏山無影チンは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」の無影脚が元ネタ。
その後のチソニックの決めポーズ、台詞も同じ。正確にはこれまた2作目の「天地大乱」から。
ゲイバーのママが死ぬ直前に言う台詞は「スパイダーマン」をパロった「カンフー・ハッスル」から。
チソニックが砕け散ったペニス像の破片を身に付けスケアリーキッズの足元を
攻撃するシーンは「トム・ヤム・クン!」で象の骨の破片でプロレスラーの足の筋を
切断し倒したシーンのパロディー。
チン拳狩りの正体、ホワイトチャペルのモデルはザック・スナイダー監督作「エンジェル・ウォーズ」で
エイミー・ブラウニングが演じたベイビー・ドール。ちなみに最初の台詞は「キック・アス」で
ヒットガールが始めて出てきた時の名台詞。さらに2丁拳銃のアクションはクリスチャン・ベール主演
「リベリオン」の有名なガン・カタから拝借。
ロボット化して闘うのは「カンフー・サイボーグ」のパロディー。
ラストでチソニック、ンミニックが塵と化しホワイトチャペルが
泣き崩れるのも同映画のラストシーンから。